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汗を掻く原因が無い場合でも掌や足の裏、わきの下などに多量の汗を掻く症状がある場合は
「原発性局所多汗症」である可能性が高いといえます。多汗症は薬の服用による影響や他の病気が
原因となって起こる場合も有りますが、これは通常の多汗症と区別して扱われています。
日常生活に支障をきたす重症とされる患者数も年々増加しており、
発症年齢も13歳から19歳といった思春期にとても多いと言われています。
思春期のもっとも多く発症している原発性局所多汗症ですが、周囲の認知度の低さや
病気としての情報量の少なさなどから孤独に一人悩みを抱えてしまう場合が多いようです。
掌の汗によりノートやプリント、本といった紙製品が破れてしまったり、手を繋ぐ事ができずに
恋愛に消極的になってしまうという例は少なくありません。また、学校でパソコンが導入されている
場合が殆どですが、掌の大量の汗によりパソコンが壊れてしまうという場合も見られています。
クラスメートとに集団行動が中心の学校では、衣類や靴下を小まめに取り替えたりという事もできず、
辛い毎日を過ごしてしまう場合も多いようです。多汗症による汗が原因で時には心無い言葉を言われて
深く心に傷を負ってしまう事も多く、対人関係への不安や不信感から登校拒否や引きこもりといった
問題に進んでしまう場合もあります。思春期の多汗症患者の場合、家族の理解と協力が最も大切です。
また、気になる症状に早く気が付いてあげる事で、
悩みが深刻化する前に対応策をとる事も十分に可能といえるでしょう。