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多汗症の中でも掌に多量の汗を掻く病気を手掌(しゅしょう)多汗症と言います。
「手に汗握る」という言葉もあるほど、極度に緊張した時に掌に汗を掻くことは当然の身体の働きです。
しかし、手掌多汗症は、特に汗を掻く原因が無いのにぐっしょりと掌の汗を掻いてしまいます。
症状には個人差がありますが、掌に汗がにじむ程度のレベル1、掌に水滴ができるレベル2、
掌から滴るほど汗が出るレベル3の3段階で区別されています。
レベル3では日常生活に支障をきたす事が多く、重症といえるでしょう。
手掌多汗症が起こる原因はまだまだ不透明な部分も多いようですが、
ストレスなどによる精神的な事が大きく関係していると考えれれています。
また、遺伝や体質により起こる事が原因とも言われています。
寝ている間には多汗症の症状が治まっている場合が多いこと等から、精神面をコントロールする事で
症状を押させる事も可能とされています。掌の汗は交感神経が大きく関係しており、
内視鏡なども用いた手術で交感神経を遮断する方法なども行われています。交感神経を遮断した場合、
手掌多汗症の症状が起こらなく場合が殆どです。局所多汗症の場合、今まで汗を掻いていた部分を
遮断する事で別の箇所へ発汗症状が起こる可能性もあります。代償性発汗と呼ばれるもので、
症状の有無や発汗量など個人差もさまざまです。手術を検討する場合は、信頼できる医師の下で
事前にしっかりとカウンセリングを受け、代償性発汗について理解してから望むと良いでしょう。
また、レベル1やレベル2程度の症状の場合は、手術以外の方法で治療や症状の改善が
見られる場合が多いので、試してみると良いでしょう。